※前置き飛ばしたい方は「わらしべ長者の起点」まで飛ばして欲しい
前置き
ポケモンホームでは「GTS交換」という機能を利用することで、自分が預けたポケモンと他者のポケモンを交換することができる。交換できるポケモンには、四災やともっこなどの準伝説ポケモンのほか、ミラコラやテラパゴスなどの伝説ポケモンも含まれる(なお、モモワロウやダークライなどの幻ポケモンは対象外)。
GTS交換を使って、自分が預けた伝説・準伝説ポケモンと引き換えに、相手の伝説・準伝説ポケモンを入手できる可能性はある。しかし、問題なのは稀に改造産が送られてくることだ。
GTS交換は基本的に「交換に出す側」が優位であるといえる。なぜなら、「預ける側」が相手が送ってくるポケモンの詳細を確認できないのに対し、交換に出す側は自分が送るポケモンの詳細を伏せたまま、預ける側のポケモンの大まかな情報を確認して送りつけることができるからである。
そのため、自分の大事なポケモンを交換のカードにすることは極めてリスクが高い。しかし、いつでもお別れして構わないポケモンを交換のカードにすればそういったリスクを取る必要がない。そこで、「わらしべ長者」といった手法を用いることができる。
では、どのポケモンを起点にして自分が欲しい伝説・準伝説ポケモンをゲットした方が良いのか?本記事では、それを検証した結果を紹介する。
わらしべ長者の起点
レイド産ミロカロス
レイド産のミロカロスは、2体ともサンダーと交換することができた。他にもレイド産のラプラス・メタモン・シャワーズ・ヘイラッシャ・カビゴン・オニゴーリと色々試したが、どれも数時間経ってもサンダーとの交換が成立せず。
ミロカロスが人気なのは恐らく、進化条件が「きれいなウロコ+通信交換」で面倒だからだろうか。今のところ価値が低いとされる三鳥であればレイド産ミロカロスで十分だろう。
ちなみに、サンダー2体はどうなったかというと...
1体目のサンダーはタイプ:ヌルまでは良い感じだったのに、改造のダクマを受け取ってしまい終了。改造産かどうかは名前や個体値でもおおよそ検討つくが、やはりIDナンバーが一番わかりやすいだろう。そのIDナンバーを検索すれば似たような被害を受けた人を発見できるからだ。当該ダクマもまた同様だった。
2体目のサンダーはなんとテツノカシラにまでもっていくことができた。テツノカシラはイワオよりもハードルが高そうだったので、イワオを更に上のポケモンに変えられたらと思っていたら、コライドンとの交換希望があったため選択。コライドンと引き換えに、テツノカシラをゲットすることができた。
結果1:レイド産ミロカロス→サンダー→テッカグヤ→タイプ:ヌル→改造ダクマ
結果2:レイド産ミロカロス→サンダー→カプ・ブルル→タイプ:ヌル→ザシアン→マシマシラ→テツノイワオ→コライドン→テツノカシラ
ビビヨン(ゆきぐにのもよう)
ビビヨンの価値は全盛期ほどではないだろうが、今でも高いように思える。ポケモンGOで特定の地域にいる海外の人とフレンドになり、その人から貰ったギフトにピンを刺してSwitchに送ることでゆきぐにのもようのような珍しいビビヨンをゲットできる。
ポケモンGOでカナダの人とフレンドになり、ギフトを送ってもらえたことでゆきぐにのすがたのビビヨンを多くゲットすることができた。レア度はまあまあらしいが、そこまで貴重ではない様々な伝説ポケモンとの交換カードになり得るので、かなりオススメ。
以下の記事で、実際にビビヨン(ゆきぐに)との交換が成立した伝説(準伝説)ポケモンを紹介しているので、気になる方はぜひ読んで欲しい。意外と多くの伝説と交換成立する。
また、ごく稀に色違いとの交換を希望してくれる人も現れるので、多めに確保しておいて損はないと思う。
結果1:ビビヨン(ゆきぐに)→ファイヤー→テッカグヤ→ムゲンダイナ
結果2:ビビヨン(ゆきぐに)→サンダー→カプ・テテフ→ザシアン
GO産色違い
コレクター(?)にとっては、GO産の色違いは、どのポケモンシリーズの色違いよりも価値が低いそうだ。そのように考えている人向けに、GO産色違いドーミラわらしべ長者の起点にしてみた。
ちなみに、このGO産色違いドーミラはポケモンホーム内の「ミラクルボックス」を利用したところ流れてきて、改造の疑いもなかった上、もう既にドーミラの色違いを持っていることから、実験台(言い方悪いが)になってもらった。
ミラクルボックスで色違いをゲットすることは割とある。私は過去に、ヒトモシやツタージャなどの色違いをゲットしたことがある。見分けがつきにくい色違いもいるので、ミラクルボックスにポケモンを預ける時はちゃんと預けるポケモンの詳細をチェックしてから預けた方がいい。たまに改造色違いを受け取ってしまうこともあるが...。
話を戻すと、最終的にGO産色違いドーミラはウガツホムラに変わった...
のだが、それはクローンのウガツホムラであった...。
レベルを指定して交換したため、正規のレベル75のウガツホムラをゲットできた時は喜んだものの、IDナンバーを調べたらまさかの改造産。また、言語を日本に範囲を狭めても、「バンビーCH」などと名付けられた改造産がやってくる。
加えて、GTS交換でタケルライコをゲットしたこともあるが、親名が改造ポケモンの生産者であった。そのため、ウガツホムラおよびタケルライコに関しては改造産が送られてくる可能性が極めて高いといえる。その点は注意するべきだ。(なお、上記のテツノカシラは親名・IDなどを考慮した結果、改造産では無さそうだった)。
終局、色違いドーミラを失っただけとなった。希望ポケモンの言語とレベル範囲を同時に選べるようになったら良いのだが。
結果:GO産色違いドーミラ→カプ・テテフ→ギラティナ→ランドロス(けしん)→ザシアン→テツノイワオ→改造ウガツホムラ
まとめ
わらしべ長者の起点には、レイド産ミロカロス、珍しいビビヨン、GO産色違いポケモンが割と適していると思った。
ただ、レイド産ミロカロスは狙って捕まえるのが少し面倒だし、GO産でも色違いポケモンは交換カードにするのにはもったいないと感じる。そのため、以下のサイトで珍しいビビヨンを入手できるような地域に住んでいるポケモンGOトレーナーとフレンドになり、珍しいビビヨンをSV内において大量にゲットしてわらしべの起点にするのが最適だと考える。
以下のサイトでフレンドを探してみるのはどうだろうか。
Pokemon Go friend codes - PoGO Guide
※なお、GO産色違いを預けた場合、運が良ければこんな交換も成立する。
ボールは普通のモンボ。受け取ったコライドンは改造産ではない可能性が高かった。